草刈機のエンジンがかからない、リコイルスターターを何度引いても始動しない、作業中にエンジンが止まりやすい。
この症状はスパークプラグの汚れや劣化が原因の場合があります。草刈機のエンジンがかからない、始動しにくい、作業中に止まりやすい場合は、スパークプラグの汚れや劣化が原因になっていることがあります。
プラグ交換は、適合する型番を確認し、最初は手で仮締めすれば初心者でも作業しやすい整備です。
ただし、締め付けすぎや斜めねじ込みには注意が必要です。
スパークプラグは、エンジン内部で火花を飛ばして燃料に点火するための重要な部品です。プラグが汚れていたり、燃料で濡れていたり、電極が摩耗していたりすると、エンジンのかかりが悪くなることがあります。
参考までに、私の体験上だと草刈機を低回転で使うことが多い人は、プラグが濡れやすくなったり、先端が黒く汚れやすくなったりすることがあります。症状によっては、拭き取りや交換が必要になります。この記事では、草刈機のプラグ交換を実際に交換した時の画像をもとにわかりやすく紹介しています。
- 草刈機のプラグ交換が必要になる症状
- スパークプラグの型番を確認する方法
- プラグ交換に必要な工具
- 草刈機のプラグ交換手順
- プラグレンチがぐらつく時の考え方
- 交換してもエンジンがかからない場合の確認ポイント
- 修理や買い替えを検討した方がいいケース
- エンジンを止めて冷ます
- プラグキャップを外す
- プラグ周辺のゴミを落とす
- プラグレンチで古いプラグを外す
- 型番とプラグの状態を確認する
- 新品プラグを手で仮締めする
- プラグレンチで軽く締める
- プラグキャップを戻して始動確認する
プラグ交換は手順を守れば難しい作業ではありません。
- 専用工具は必要ですが比較的安く用意できます
- 外したプラグと同じ型番を買えば失敗しにくいです
- 新品プラグは最初に手で回して入れるのが大切です
草刈機の機種によって適合するプラグの型番は違います。私も初心者の時に「たぶんこれだろう」と購入したものが合わなかった苦い経験があります。
適合するものを確実に購入するためにも、現在付いているプラグを以下の手順で外し、品番を確認してください。取扱説明書があれば、説明書で指定プラグを確認するのも確実です。
なお、草刈り機のエンジンがかからない原因を総合的に知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
- 草刈機のプラグ交換が必要になる症状
- スパークプラグとは?草刈機のエンジン始動に関わる重要部品
- 草刈機のプラグ交換に必要なもの
- スパークプラグの型番は必ず確認する
- 草刈機のプラグ交換前に注意すること
- 草刈機のプラグ交換手順
- プラグを掃除して使うのと新品交換はどちらがいい?
- 草刈機のプラグ交換時期の目安
- プラグが黒い・濡れている場合に考えられること
- プラグから火花が出ているか確認する方法はある?
- プラグ交換してもエンジンがかからない場合の原因
- プラグ交換で直らない場合は修理か買い替えも検討する
- 草刈機のプラグ交換でよくある失敗
- 草刈機のプラグ交換におすすめの準備品
- 予備のプラグを持っておくと草刈りシーズン中も安心
- 広い場所を刈るなら草刈機以外の選択肢もある
- まとめ:草刈機のプラグ交換は型番確認と締め付けに注意すれば自分でもできる
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草刈機のプラグ交換が必要になる症状
草刈機のプラグは、エンジンを始動させるために欠かせない部品ですが、使用状況によって汚れたり劣化したりする消耗品でもあります。
次のような症状がある場合は、プラグの点検や交換を検討してください。
- リコイルスターターを何度引いてもエンジンがかからない
- 以前よりエンジンの始動性が悪くなった
- エンジンがかかってもすぐ止まる
- アイドリングが不安定
- 作業中にエンジンが止まりやすい
- 燃料は入っているのに初爆がない
- プラグの先端が黒く汚れている
- プラグが燃料で濡れている
もちろん、エンジンがかからない原因はプラグだけではありません。ただ、プラグは比較的確認しやすく、交換もしやすい部品なので、始動不良の時は最初に点検しておきたい部分です。
プラグを新品にしてもダメなら、古い混合燃料、キャブレターの詰まり、エアクリーナーの汚れ、燃料フィルターの詰まり、チョーク操作の間違いなど、他の原因を疑いやすくなります。
プラグは比較的安く、交換もしやすい部品です。長く使っている草刈機であれば、真っ先に確認しておきたいところです。
スパークプラグとは?草刈機のエンジン始動に関わる重要部品
スパークプラグとは、エンジン内部で火花を飛ばして、燃料と空気の混合気に点火する部品です。通常は「プラグ」と呼ばれることが多いです。
草刈機の多くは小型のガソリンエンジンを搭載しています。エンジンが動くためには、燃料・空気・圧縮・火花が必要です。
このうち「火花」を発生させるのがプラグです。
そのため、プラグが汚れていたり、電極が摩耗していたり、燃料で濡れていたりすると、うまく火花が飛ばず、エンジンがかかりにくくなります。
特に、久しぶりに草刈機を使うときや、何年もプラグを交換していない場合は、劣化している可能性があります。調子が良くなければ、プラグを外して確認するか、新品に交換しておくと作業途中のトラブルを減らしやすくなります。
また、低回転ばかりで使っていると、燃焼状態が悪くなり、プラグが黒く汚れやすくなることがあります。私の体験上でも、低回転で使うことが多いと、わずか1〜2ヶ月でプラグが汚れることがありました。
草刈機のプラグ交換に必要なもの
草刈機のプラグ交換に必要なものをまとめました。必須なものは最初の2つです。
- 交換用プラグ
- プラグレンチ
- 軍手または作業用手袋
- ウエス、布
- ワイヤーブラシ
- 必要に応じてソケットレンチ
- 必要に応じてすき間ゲージ
最低限必要なのは、適合するプラグとプラグレンチです。
草刈機を購入したときの付属工具に、プラグレンチが入っていることもあります。もし付属していない場合や、使いにくい場合は別途購入する必要があります。
スパナや一般的なレンチでは、奥深くに締め込まれているプラグを緩めにくいことが多いです。プラグ交換をするなら、専用のプラグレンチを用意しておくと作業しやすくなります。購入したとしても比較的安いので、私は予備も考慮して2つ持っています。
スパークプラグの型番は必ず確認する
草刈機のプラグ交換で一番大事なのが、プラグの型番を間違えないことです。
草刈機用のプラグとしては、NGKのBPMR7AやBPM7Aなどが使われる機種もありますが、あなたの機種にどのプラグが合うのかは必ず確認してから購入してください。
間違った型番のプラグは、そもそもネジのピッチやサイズが合わずに取り付けできないことがあります。また、仮に取り付けできたとしても、番手が違うとエンジン不調や故障の原因になることがあります。
なので、必ず自分の草刈機に合うものを確認してから購入しましょう。
現在付いているプラグの品番を見る
一番確実なのは、現在付いているプラグを外して、側面に書かれている品番を確認する方法です。
慣れれば1〜2分ほどで外すことができます。
外したプラグの白い部分や金属部分を見れば、BPMR7A、BPM7A、CMR6Aなどの品番が書かれているので、全く同じものを買えば失敗しにくいです。
ちなみに、私のMARUYAMAの草刈り機のプラグはCJ6Yでした。

取扱説明書で確認する
取扱説明書が残っている場合は、点火プラグ、スパークプラグ、整備、メンテナンスなどの項目を確認すると、指定プラグの品番が記載されている場合があります。
その品番が分かれば、あとは同じものを買うか、互換性のある製品を選びます。不安な場合は、同じ型番の商品を選ぶのが一番安心です。
メーカー名と型式で検索する
取扱説明書がない場合は、草刈機本体に貼られている型式ラベルを確認します。
メーカー名と型式がわかれば、以下のように検索すると指定プラグが見つかる場合があります。
- メーカー名 草刈機 プラグ 型番
- メーカー名 草刈機 プラグ
- メーカー名 取扱説明書 プラグ
ただし、ネット上の情報だけで判断すると間違える可能性もあります。可能であれば、現在付いているプラグの品番と同じかどうかもあわせて確認するのがおすすめです。
草刈機のプラグ交換前に注意すること
プラグ交換をする前に、以下の点に注意してください。
- 必ずエンジンを停止状態にしておく
- エンジンが冷めてから作業する
- 火気の近くで作業しない
- 燃料キャップがしっかり閉まっているか確認する
- プラグ周辺のゴミを落としてから外す
- 無理な力で締め付けない
- プラグを斜めにねじ込まない
特に大事なのは最初の3つです。そのなかでも「エンジンが冷めてから作業する」は軽視されがちですが、やけどをする可能性があるので必ずエンジンを冷ましてから作業してください。
エンジンが冷めていないと、プラグも熱い状態です。プラグを指でつまんで回したり、引き抜いたりする際に指をやけどする可能性があります。
作業直後のエンジンやマフラー周辺は高温です。やけどを防ぐためにも、作業後すぐではなく、しばらく時間を置いてからプラグ交換を行ってください。
また、プラグを外した穴から砂や草のカスが入らないようにすることも大切です。外す前にプラグ周辺を軽く掃除しておき、プラグを抜いた後に穴に虫やゴミが入らないように気をつけてください。
草刈機のプラグ交換手順
ここからは、実際に草刈機のスパークプラグを交換する手順を紹介します。
機種によってプラグの位置やカバーの形状は異なりますが、基本的な流れはほぼ同じです。
手順1:エンジンを停止し、冷めるまで待つ
まずは草刈機のエンジンを完全に停止します。
作業直後の場合は、プラグ・エンジン・マフラー周辺が熱くなっています。特に熱いプラグはやけどをする可能性が高いので、必ず時間を置いて冷ましてから作業してください。

手順2:プラグキャップの位置を確認する
草刈機のエンジン部分を見ると、黒いゴム製のキャップがスパークプラグに差し込まれています。
下の画像で言うと、指で押さえている箇所がプラグキャップです。
機種によってはカバーで少し見えにくい場所にある場合もありますが、エンジンの側面や上部にあることが多いです。

手順3:プラグキャップを外す
プラグキャップを手でつかみ、まっすぐ引き抜きます。
このとき、コード部分だけを強く引っ張らないように注意してください。
コードを無理に引っ張ると、内部が傷んだり接触不良の原因になったりする可能性があります。できるだけキャップ本体を持って外してください。
「え?抜ける?」と思うかもしれませんが、指先に力を入れてグッと引っ張れば抜けます。

手順4:プラグ周辺のゴミを落とす
スパークプラグを外す前に、プラグ周辺の草くずや土ぼこりを軽く落としておきます。
プラグを外した穴からゴミが入ると、エンジン内に異物が入る可能性があります。
ウエスやブラシを使って、周辺の汚れを軽く落としてから作業してください。

手順5:プラグレンチで古いプラグを外す
プラグレンチをスパークプラグにしっかり差し込みます。
工具がしっかりかかったら、反時計回りに回してプラグを緩めます。
最初は少し固い場合がありますが、斜めに力をかけず、できるだけまっすぐ工具をかけて回すのがポイントです。
ある程度緩んだら、手で回して取り外します。

草刈機に付属している筒型のプラグレンチは、ソケットレンチのようにガッチリ固定される工具ではないため、多少の遊びやぐらつきがあります。
プラグレンチ自体が少しぐらつく程度なら、工具の構造上よくあることです。
ただし、プラグ本体を斜めにねじ込むのはNGです。新品プラグを取り付けるときは、必ず最初に手で数回転させて、スムーズに入ることを確認してから工具で締めましょう。
手順6:外したプラグの状態を確認する
古いプラグを外したら、先端の状態を確認します。
以下のような状態であれば、交換を検討しましょう。
- 先端が真っ黒に汚れている
- 燃料で濡れている
- 電極が摩耗して丸くなっている
- サビや腐食がある
- 何年も交換していない
- 掃除してもエンジンがかかりにくい
軽い汚れであれば掃除して再利用できる場合もあります。
ただし、プラグ自体は比較的安く購入しやすい部品です。始動不良がある場合や長期間交換していない場合は、新品に交換した方が安心です。
下の画像は、左が数ヶ月使ったもの、右が新品です。

手順7:新品プラグを手で仮締めする
新品のスパークプラグを取り付けるときは、いきなり工具で締め込まないようにします。
まずは指先でつまんでクルクル回し、まっすぐ入るかを確認しながら仮締めしてください。
最初から工具で回してしまうと、斜めに入っていても気づきにくく、ネジ山を傷める原因になります。
指先でつまんでスムーズに回らない場合は、無理に締め込まずに一度外して角度を確認しましょう。
私の体験上、最初に反時計回りに軽く回してカツンと手応えを感じ、そこから時計回りに締めていくと、ネジ山をしっかり捉えて締めていきやすくなります。

手順8:プラグレンチで締め付ける
手で回して止まるところまで入ったら、プラグレンチで時計回りに締め付けます。
このとき、締め付けすぎには注意してください。
歯を食いしばって強く締める必要はありません。片手でレンチを回し、最後に「グイッ」と軽く力を入れるくらいを目安にすると作業しやすいです。
新品プラグの箱や取扱説明書に、締め付け角度や締め付けトルクの記載がある場合は、その指示に従いましょう。

手順9:プラグキャップを戻す
スパークプラグを取り付けたら、外していたプラグキャップを元に戻します。
プラグキャップが奥までしっかり差し込まれていないと、火花が飛ばず、エンジンがかからないことがあります。
カチッと感触があるまで、確実に差し込んでください。

手順10:エンジンが始動するか確認する
最後に、通常の手順でエンジンを始動します。
燃料が入っているか、スイッチがONになっているか、チョークの位置が正しいかを確認してからリコイルスターターを引きます。
プラグの汚れや劣化が原因で始動不良が起きていた場合は、新品に交換することでエンジンのかかりが改善することがあります。

プラグを掃除して使うのと新品交換はどちらがいい?
プラグは、軽い汚れであればワイヤーブラシなどで掃除して再利用できる場合があります。
しかし、次のような場合は新品交換がおすすめです。
- 何年もプラグを交換していない
- 先端の汚れがひどい
- 電極が摩耗している
- 燃料で濡れやすい
- 掃除してもエンジンがかかりにくい
- 予備のプラグを持っていない
プラグは、草刈機の部品の中では比較的安く購入しやすい消耗品です。
そのため、エンジンのかかりが悪い場合は、無理に古いプラグをブラシで磨いて使い続けるよりも、新品に交換した方が結果的に安心です。
特に草刈りシーズン中は、作業したい日にエンジンがかからないと困ります。予備のスパークプラグを1本持っておくと、急なトラブルにも対応しやすくなります。
私もワイヤーブラシでプラグを磨きながら古いプラグをしつこく使っていたことがありますが、古くて火花が弱くなったプラグを使い続けるよりも、トラブルが出たら新品に交換するくらいの方が安心だと感じています。
草刈機のプラグ交換時期の目安
草刈機のプラグ交換時期は、使用頻度や作業環境によって変わります。
家庭用として年に数回使う程度であれば、毎年必ず交換しなければいけないというわけではありません。
ただし、以下のような場合は交換を検討してよいタイミングです。
- 前回いつ交換したかわからない
- エンジンの始動性が悪くなった
- アイドリングが安定しない
- 作業中にエンジンが止まりやすい
- プラグの先端が黒く汚れている
- プラグが燃料で濡れている
- 長期間保管した草刈機を久しぶりに使う
草刈りシーズン前の点検として、プラグを外して状態を確認しておくのはかなりおすすめです。
替刃やナイロンコードと同じように、スパークプラグも消耗品として考えておき、常に予備1本は草刈り現場に持っていくくらいにすると、作業中のトラブルを減らしやすくなります。
草刈機の替刃選びについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
プラグが黒い・濡れている場合に考えられること
外したスパークプラグを見ると、先端が黒く汚れていたり、燃料で濡れていたりすることがあります。私はこのパターンが多いです。
プラグの状態を見ることで、エンジン不調の原因をある程度推測できる場合があります。
プラグの先端が黒い場合
プラグの先端が黒くすすけている場合、燃料が濃い、エアクリーナーが汚れている、低速運転が多い、チョークを戻し忘れているなどの原因が考えられます。
草刈り機は高回転で使うと燃費が悪そうに感じたり、音がうるさく感じたりするため、普通の草程度なら低回転で作業してしまいがちです。
ただ、低回転ばかりで使っていると、燃焼状態が悪くなり、プラグが黒く汚れやすくなることがあります。低回転を多用する人は、たまに高回転で回してエンジン内部の煤を飛ばすことも意識してみてください。
プラグは多少の黒ずみであれば大きな問題がないケースもありますが、真っ黒に汚れて火花が飛びにくい状態であれば、掃除または交換で対処してください。

プラグが燃料で濡れている場合
プラグが燃料で濡れている場合は、いわゆる「かぶり」の状態になっている可能性があります。
燃料が多く入りすぎて火花が飛びにくくなり、エンジンがかからなくなることがあります。
この場合は、プラグを外して乾かす、チョークの操作を見直す、新品プラグに交換するなどの対処が必要です。
なお、リコイルスターターを何度引いてもエンジンがかからない、プラグが燃料で濡れているという場合は、プラグかぶりが原因になっている可能性もあります。詳しくは、以下の記事で解説しています。
電極が摩耗している場合
プラグ先端の電極が丸く摩耗している場合は交換時期です。
電極が摩耗すると、火花が安定しにくくなり、エンジンの始動性や安定性に影響することがあります。
プラグから火花が出ているか確認する方法はある?
スパークプラグを外して、火花が出ているか確認する方法もあります。
ただし、火花確認は感電や燃料への引火リスクがあるため、初心者にはあまりおすすめしません。特に、燃料がこぼれている場所や火気の近くでは絶対に行わないでください。
プラグを新品に交換してもまったく初爆がない場合は、プラグキャップ、停止スイッチ、配線、イグニッションコイルなど、点火系統の不具合も考えられます。
判断が難しい場合は、無理に分解せず、販売店や修理店に相談した方が安全です。
プラグ交換してもエンジンがかからない場合の原因
プラグを交換してもエンジンがかからない場合、原因はプラグ以外にある可能性があります。
特に多いのは、以下のような原因です。
燃料が古い
数ヶ月保管した古い混合燃料を使っていると、エンジンがかかりにくくなることがあります。
特に、昨年の残りの燃料をそのまま使っている場合や、長期間保管していた燃料を使っている場合は注意が必要です。
燃料が古いと感じる場合は、新しい混合燃料に入れ替えてから再度始動を試してみましょう。
混合燃料については、以下の記事で詳しく解説しています。
エアクリーナーが汚れている
エアクリーナーが汚れていると、エンジンに十分な空気が入らず、始動性や吹け上がりが悪くなることがあります。
プラグ交換とあわせて、エアクリーナーの状態も確認しておくと安心です。
スポンジタイプのエアクリーナーは、汚れがひどい場合に清掃や交換が必要になることがあります。
キャブレターが詰まっている
長期間使っていなかった草刈機では、キャブレター内部に古い燃料が残り、詰まりが起きていることがあります。
プラグ交換、新しい燃料、エアクリーナーの確認をしても改善しない場合は、キャブレターの点検や修理が必要になる可能性があります。
燃料フィルターや燃料ホースが劣化している
燃料フィルターが詰まっていたり、燃料ホースが劣化していたりすると、エンジンに燃料がうまく送られません。
古い草刈機の場合は、燃料ホースが硬くなっていたり、ひび割れていたりすることもあります。
燃料系統の部品が劣化している場合は、部品交換や修理を検討しましょう。
スイッチや配線の不具合
停止スイッチや配線に不具合があると、プラグを交換しても火花が飛ばない場合があります。
プラグを新品にしてもまったく初爆がない場合は、点火系統の不具合も考えられます。
自分で判断が難しい場合は、無理に分解せず、販売店や修理店に相談するのがおすすめです。
エンジンはかかるものの、すぐに止まってしまう場合は、プラグ以外にも燃料・チョーク・エアクリーナー・アイドリングなどが関係している可能性があります。詳しくは、以下の記事も参考にしてください。
プラグ交換で直らない場合は修理か買い替えも検討する
スパークプラグを交換してもエンジンがかからない場合、原因がプラグ以外にある可能性があります。
たとえば、キャブレターの詰まり、燃料ホースの劣化、点火系統の不具合、圧縮不足などが原因の場合、自分で簡単に直せないこともあります。
比較的新しい草刈機であれば修理する価値がありますが、古い機種で修理費が高くなりそうな場合は、買い替えを検討した方がよいケースもあります。
プラグ交換や燃料の入れ替えをしても改善しない場合、修理するべきか買い替えるべきか迷うこともあります。古い草刈り機を使っている方は、以下の記事も参考にしてください。
草刈機のプラグ交換でよくある失敗
プラグ交換は難しい作業ではありませんが、いくつか注意したい失敗があります。
型番を確認せずに買ってしまう
一番避けたいのが、適合するプラグの型番を確認せずに購入してしまうことです。
同じ草刈機用に見えても、機種によって指定プラグが違う場合があります。
必ず、取扱説明書・現在付いているプラグの品番・メーカー情報を確認してから購入しましょう。
締め付けすぎる
スパークプラグを強く締めすぎると、ネジ山を傷めたり、プラグを破損させたりする可能性があります。
特に小型エンジンは、無理な力で締め込むとトラブルにつながりやすいため注意が必要です。
不安な場合は、プラグの箱に書かれている締め付け目安や、メーカーの説明を確認しながら作業しましょう。
斜めにねじ込んでしまう
新品プラグを取り付けるときに、斜めに入ったまま工具で締めてしまうと、ネジ山を傷める原因になります。
最初は必ず手で回して、スムーズに入ることを確認してから工具を使いましょう。
プラグキャップをしっかり戻していない
交換後にエンジンがかからない場合、プラグキャップが奥まで差し込まれていないことがあります。
最後に、キャップが確実に装着されているか確認しましょう。
プラグ周辺のゴミを落とさずに外してしまう
プラグ周辺に草くずや土ぼこりが付いたまま外すと、エンジン内部にゴミが入る可能性があります。
取り外す前に、ウエスやブラシで周辺を軽く掃除しておきましょう。
草刈機のプラグ交換におすすめの準備品
草刈機のプラグ交換をするなら、以下のものを用意しておくと作業しやすくなります。
交換用スパークプラグ
まず必要なのが、交換用のスパークプラグです。
草刈機の機種によって使える型番が違うため、必ず現在付いているプラグや取扱説明書を確認してから購入してください。
プラグレンチ
スパークプラグを外すには、プラグレンチが必要です。
付属工具がない場合や、古い工具で作業しにくい場合は、プラグレンチを用意しておくと交換がスムーズです。
ワイヤーブラシ・ウエス
プラグ周辺の掃除や、古いプラグの状態確認には、ワイヤーブラシやウエスがあると便利です。
交換前にプラグ周辺の汚れを落としておくことで、エンジン内部にゴミが入るリスクを減らせます。
作業用手袋
エンジン周辺を触る作業なので、軍手や作業用手袋も用意しておくと安心です。
ただし、作業直後の高温部分には手袋をしていても触らないようにしてください。必ずエンジンが冷めてから作業しましょう。
予備のプラグを持っておくと草刈りシーズン中も安心
草刈機は、使いたい日に限ってエンジンがかからないことがあります。
特に春から秋にかけての草刈りシーズンは、数週間放置するだけで草が一気に伸びてしまいます。
プラグが原因でエンジンがかからない場合、予備のスパークプラグが手元にあれば、その場で交換して作業を再開できる可能性があります。
プラグは小さくて保管しやすい部品なので、草刈機をよく使う方は予備を1本持っておくと安心です。
【草刈りシーズン中の急な始動不良に備えたい方におすすめ。】
広い場所を刈るなら草刈機以外の選択肢もある
草刈機は、細かい場所や傾斜、障害物の多い場所を刈るのに便利です。
一方で、広い畑や平坦な場所を長時間刈る場合は、草刈機だけでは体への負担が大きくなることもあります。
広い場所を効率よく刈りたい場合は、自走式草刈り機を検討するのもひとつの方法です。
自走式草刈り機と草刈機の仕上がりの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ:草刈機のプラグ交換は型番確認と締め付けに注意すれば自分でもできる
草刈機のエンジンがかからない、始動しにくい、作業中に止まりやすいという場合、スパークプラグの汚れや劣化が原因になっていることがあります。
プラグ交換は、手順を守れば初心者でも比較的行いやすい整備です。
ただし、以下のポイントは必ず確認してください。
- 交換前に必ずエンジンを止めて冷ます
- 適合するプラグの型番を確認する
- プラグ周辺のゴミを落としてから外す
- 新品プラグは最初に手で仮締めする
- 締め付けすぎに注意する
- 最後にプラグキャップを確実に戻す
プラグは小さな部品ですが、エンジン始動に大きく関係します。
草刈りシーズン前の点検として、予備のスパークプラグやプラグレンチを用意しておくと、急な始動不良にも対応しやすくなります。
【今回使ったプラグ・工具まとめ】


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